外されたハシゴと所長たちの決断!令和時代の新聞販売店の生き残り術とは!?

周りが持ち上げた若手所長

まだ40代のタタキ上げの若手所長。数年前には局長賞を受賞し、その後2店を経営しながら「販売会社」役員に大抜擢

飛ぶ鳥を落とす勢いで、本社担当からの評価も高かった若手所長ですが、Sで本紙部数を維持しているのがバレて「販売会社役員」を降ろされ、その後2店の経営も厳しくなりやむなく廃業。

販売会社の役員報酬は月60万貰っていたらしく、やはり役員報酬がなくなったのが厳しかったようです。

あと1年で辞める決心をした会長

大手グループの会長。4店経営をされていて、総取扱紙はゆうに1万部を超えます。

それでも経営は相当厳しいらしく、消費税の支払いにも四苦八苦している状況。

今年1年で約1,000万の赤字を覚悟していて、後任を探して辞める決心をしました。1日でも早く辞めた方がいいとの判断です。

頼み込んだ補助がやっと半年後に180万

ある所長さんは、このままだと持たないので何とか助けて欲しいと担当に懇願所長歴も長く今までほぼ全ての目標を達成していて、3店を経営されていました。

訪店の度にお願いをして、やっと半年後に60万×3ヶ月の180万円を補助がもらえましたが、たかが180万円ではとても焼け石に水で苦しい経営状況は変わりません。

本社担当からは「これが本社ができる精一杯のことです」最期通告を言い渡されました。

本社の選別

本社もビジネスなので、お金がない所長さんには早く辞めてもらいたいのが本音だと思います。

今までの社に対する貢献歴とか目標達成などは一切関係ありません。

まだ続けられる又はまだ買えるだけの体力があるなど、お店の判断基準は「資産要件」しかありません。

新聞販売店が生き残る方法

新聞販売店が生き残るには、店舗展開してお店を大きくしていくか、新聞以外の別事業で売上を上げていくしか方法がありません。

店舗を増やしていくための基準となるものは資産要件しかなく、また本社との唯一の接点は担当なので、ぜひ訪店で担当にPRしましょう。

所長
所長
担当、もう1店買える体力があるので近場でどこか空いたらぜひ俺にやらせてください。

店舗引き継ぎに関しては100%本社側が決めることなのでいつ話しがあるのかはわかりません。本社担当に毎月PRしながら、生き残るために売上を上げて会社の資産を増やす必要があります。

令和時代の新聞販売店は、新規事業で売上を上げながら店舗展開を目指すハイブリッドな新聞販売店が求められています。

 

 

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