ネットから新聞を申し込むのが当たり前!!
今の時代、何かモノを買うときや調べ物をするときにまずは「ネット検索」が当たり前です。新聞だって当たり前のようにネットから申し込みができます。
日本の検索エンジンの9割を占めるGoogleで「◯◯新聞購読」の検索需要(検索された回数)を見ると、1年間で全国紙5紙の検索需要の合計が月平均で1万回以上検索されています。
新聞の購読者は年々減少傾向にありますが、日本全体で見ればまだまだ需要があるということです。
「新聞」を「購読」しようかネットで検討している方なので、新聞を申し込む確率が高いユーザーと言えます。
そこで実際に「新聞申し込みサイト」を作って、どれぐらい新聞の申し込みがくるのか試してみました。
新聞申し込みサイトの制作と集客方法について
まずは新聞申し込みサイトを作ります。簡単に1ページでできた「〇〇新聞購読申し込み」ページと「申し込みフォーム」を用意します。
さらに作っただけでは誰も見てくれないので、この「申し込みページ」に、ネット広告(WEB広告)を使って集客します。
収益化の方法と申し込みからの流れについて
日本全国が対象なので、申し込みがきたら販売店の「読者紹介制度」を使って収益化します。
申し込みから収益化の流れについて
- 新聞申し込みページを作って、ネット広告で集客。
- 申し込みフォームから新聞の購読申し込みがきたら電話で監査する
- 電話で監査の際にこちらは代理店として、お客様近くの販売店に取り次ぐ旨(読者紹介)を了解してもらう
- 読者紹介制度を使って本社に報告
- 翌月の計算書(請求書)に読者紹介料が計上される。
※注意点として、事前に本社担当さんの了解をとっておくこと。日本全国探してもこんなことを他にやっている人はいないので、勝手にやると本社がざわつきます。
読者紹介の収支を公開
実際に1ヶ月間、5紙の銘柄で試したところ、約30万円のネット広告費を使って182件の申し込みがあり、読者紹介料の合計が約50万でした。(約20万円のプラス)
※読者紹介料は各社手数料が違います。
対象銘柄を増やして広告費をもっとかければ、申し込みが増えてさらに利益を出すことが可能です。
エリア内でネットを使って新聞申し込みを増やす方法
今回は日本全国を対象に行いましたが、自店エリア内のみで行う場合は、そもそも「新聞購読」の検索需要がほぼありません(日本全国では月平均で約1万回の検索需要があるが、対象エリアが狭くなるので、同じことをしてもほぼ集客は期待できない)
ではどうするかというと、この場合「新聞購読」や「新聞申し込み」ではなく、違う検索キーワードで集客して、新聞購読に繋げます。
例えばそれぞれの新聞社には、「〇〇駅伝」や「高◯野球」「吹◯楽」など、本社がスポンサーとなってタイアップ商品やチラシなどが毎年販売店に届きます。
「新聞購読」や「新聞申し込み」では、エリア内の検索需要が少ないので集客は期待できませんが、「〇〇駅伝」や「高◯野球」などのキーワードは、エリア内だけでも結構な検索需要あるので集客が期待できます。
興味があって検索しているユーザーなので、この検索している人たちを自社サイトに呼び込み、最終的にタイアップ商品プレゼントなどで新聞のお試しや新聞購読に繋げます。
※よくハガキをポスティングしてやっていることを、ネットを使ってやるイメージです。
ネット広告の予算は自分で決めることができ、広告を打つ対象エリアも自店エリア内に設定することが可能です。
新聞を売ることをあきらめない!
新聞の購読者数は年々減少傾向にありますが、それでも「新聞販売店」として訪問販売だけでなく、今の時代にあったやり方で読者を増やす方法を模索する必要はあると思います。
白タタキも10件叩くよりも100件叩いたほうが成約確率が上がるのと同じで、ネットを使って、多くのエリア内のユーザーを自社のWEBサイトに呼び込むことで申し込みが来る確率が上がります。
ネットを使えば24時間365日営業をしてくれる営業マンとなります。