売上を上げることを諦めるな!!新聞販売店が売上を上げる為の具体的な方法について考えてみた!?

ある所長さんから、家業の牛乳屋さんを立て直して、実際に売上を上げて成長している企業を教えてもらいました。牛乳も新聞も同じぐらい超斜陽産業なので、参考にできる点を分析しながら、新聞販売店が同じように売上を上げるための具体的な方法を考えてみました。

会社HP
https://meijicooker.com/

まずは社内改革!!

①社員教育・情報の共有・スキルアップ

当たり前のことですが、自分1人では仕事ができないので社長の考えを理解してくれる仲間が必要となります。そのためには社内の情報を共有し、問題点を上げて、日々改善していく必要があります。また自分自身も含めて初めから出来る人はいないので、何度も失敗を繰り返しながら長期的なスパンで一緒に成長していくという考えが必要です。

中小企業の社長さんたちにありがちな、給料払っているのだから働いて当たり前ではそもそも人は動かせません。社員に問題があるのではなく、自分に問題があるということを自覚しましょう。

②業務の見える化

社内ルールや配達業務、クレーム対応、人材育成などの具体的なマニュアルはありますか?売上やクレームなど社内情報が誰でもわかるようになっていますか?今の時代全てオンラインで社内全員がいつでも確認できるようにしましょう。

アプリを使えば簡単に共有できます。

③情報の発信

そもそも殆どの新聞販売店ではホームページすらありません。世の中の9割以上の人が何かしらネットに繋がる端末を持っているにも関わらず、ホームページすら持っていない、何も情報を発信していないのでは、世の中の殆どの人を相手に商売していないのと同じことになります。新聞が売れないのではなく、売ろうとさえしていないのです。

世の中様々な商品やサービスを売る場合、まず必要なことは①「認知」②「興味」です。知らないことには、誰も興味を持ってくれることはありません。新聞が当たり前に家にある時代は必要なかったかもしれませんが、今のZ世代と言われるような若い人たちに「〇〇」新聞を知っていますかと聞いたら半数以上は知らない、わからないと答えると思います。

すでに一般の人たちには新聞が世の中で認知されていない商品だと言うことを理解しましょう。

新聞販売店が売上を上げる具体的な方法について

そもそも新聞販売店にはリソース(ヒト・モノ・カネ)がありません。そこで主に所長さんが1人で主体的に取り組めることを考えてみました。

  1. ホームページを作る(新聞の申し込みや留守止め、ネット販売ができる仕組みを構築)
  2. ホームページやSNS(X・YouTube・TikTok・Instagram)を使って情報を発信する
  3. 自社メディアを作る
  4. 生成AIの活用

①②に関しては、主に新聞に関する情報を発信して「新聞」に興味を持ってもらい、「新聞購読」に繋げます。

具体的には取扱紙の「オススメ記事」をメインコンテンツに、本社から送られてくる販促物や「高校野球や駅伝」などの本社が主催で行っている事業とタイアップしたキャンペーンなどの紹介です。とにかく毎日のように続けていくことが重要です。

例えば最初に紹介した牛乳屋さんのYouTubeは、約5年間で589本の動画(3日に1本のペース)を上げて登録者数10万5千人、総再生回数は979万回です。

初めはなかなか上手くいかずに、見てくれる人も少ないですが、続けることで「認知」され「興味」を持ってもらい、それが新聞購読などの「行動」に繋がります。

③の自社メディアに関しては、「地域情報サイト」を作りましょう。これだけ情報が溢れている時代でも、自分が住んでいる半径10キロ圏内の情報はなかなか見つからないので需要があります。

情報のソースは自店で取り扱っている地元紙や折込チラシ、SNSや役所から配布される広報などです。この情報のソースを使って④「生成AI」に記事を書いてもらいます。生成AIが書いた記事をコピペして「自社メディア」やSNSにアップするだけなので1人で行うことができます。

できれば社員さんたちにも協力してもらい、地域情報を集めたり、エリア内のお店紹介やペット紹介などもいいと思います。

売上を上げるために、自社メディアが認知され、多くのユーザーが自社メディアに集まってきたら「広告」で収益化を図ります。

自社メディア内のバナー広告だけでなく、折込チラシとタイアップしたりメルマガ広告、又はアドセンスアフィリエイトなど、広告を使って売上を上げる様々な方法があります。

自社メディアを作って「認知」され「興味」を持ってもらい、収益化できるようになるまでには最低1年以上続ける必要がありますが今から初めても十分間に合います。

ぜひホームページ制作メディア運営など興味がありましたら、お気軽にご相談ください。

また上記並行しながら、⑤新規事業で売上を上げることも検討しましょう。

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