臨配さんたちが嫌がるお店!?飛ぶお店!!

臨配は個人事業主

臨配を臨配会社(臨配団)が雇用していると思っている所長さんたちがいますが、臨配はあくまでも個人事業主で臨配会社(臨配団)は間に入って仕事を斡旋する人材紹介業です。

臨配さんたちは仕事が途切れないように、複数の臨配会社(臨配団)に登録していて、入店したお店が条件に合わないやトラブルなどがあった場合、すぐに上がらせてくれとかしまいには飛んでしまいます。

そこで今回は臨配が嫌がるNGなお店や事例をご紹介します。

①部屋が汚い

都内23区などは家賃が高いので、臨配の住居として木造の自社店舗や店舗2階(共同トイレや共同シャワー)などが多いのですが、古いのはしょうがないとしてもとにかく部屋が汚い。多分何十年も掃除をしていないところがあります。

臨配も人間なので、一時的でもそういうところに住むのは嫌がります。また中には店舗2階の一部屋にパーテーションで区切って、従業員さんたちが一緒に雑魚寝しているお店もありました。(臨配を連れて行ったらその日に飛びました)

また布団の使い回しをしているお店も基本的にNGです。

②受け入れの問題

入店した際に事前に入店時間を伝えているにも関わらず、事務員さんしかいなくてどうすればいいのかわからない又は社員が出てくるまでお店で1時間ぐらい待たされる。

バイクのブレーキが効かないやメンテナンスがされていない、順路帳が手書きで相当(何年単位?)使いまわしていて何が書いてあるのかすらわからない、雨用の順路帳がない、あげくには地図マップでスタートの場所を調べて1人で順路を取ってきてと言われる。

順路を取り終わって部屋に入ったら、電気やガスが通っていないというところもありました。(このお店もその日に入店した臨配は飛びました)

またお店からの指示等が一切なかったり、社員が朝出てこないのに名前と住所等が書いてある連絡票だけが置いてあって新刊の入れ場所を当日朝刊時に、Googleマップを使って自分で調べるお店もありました。(外国人奨学生がわからずに、なぜか臨配にカタコトの日本語で入れ場所を聞いてくる)

③配達の問題

今の時代ある程度は仕方がないにしても、臨配さんたちは労働時間と日給を考慮して割に合わないと思ったら、すぐに上がって違うお店にいきます。

昔と違って区域が広く、配達時間も長くなっているのでベテランの臨配さんでも順路取って翌日1発で配れない方は増えています。

※順路取りに4〜5時間かかる場合、その後の空回りでもほぼ同じ時間かかるので、当日全て回りきれないパターンも多いです。

④人の問題

臨配さんたちが言うことで意外と多いのが、「臨配を目の敵」にして嫌がらせをしてくる人やイチイチ絡んでくる専業やアルバイトなどがいるお店です。
受け入れ体制もいい、配達も何とか大丈夫、所長さんやお店の従業員さんも感じがいいのに、なぜか1人臨配にちょっかいを出してくる人がいます。

具体例を言うと新聞を運ぶ際にわざとぶつかってきて謝らない、チラシが作業場からちょっとはみ出ているだけですごい文句を言われる、あげくには「新聞をわざと抜いてきた」とか「臨配が嫌いなんだよ」と面を向かって言われるなど。

表では見えない部分なので、所長さんや店長さんに相談して対応してもらうしかないのですが、こういった事例もあります。

勿論、臨配の質の問題もありますが、臨配が飛ぶ理由の半分はお店側にもあるということを理解して頂けたら幸いです。

 

 

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