人生で怪我や病気で働けなくなる割合は!?
まず当社の応募データから見ると50代以上の求職者からの応募が約7割を占めます。
またCHANGEメンバーの平均年齢は54.6歳と、関東全体で臨配として働いている人の多くは50代以上だと予測できます。
大手損保会社のデータを元に、人生において入院して働けなくなる可能性を、年代別に表にしました。
| 年代 | 割合 | 「何人に1人」 |
|---|---|---|
| 20代 | 7.0% | 約 14人に1人 |
| 30代 | 11.4% | 約 9人に1人 |
| 40代 | 12.6% | 約 8人に1人 |
| 50代 | 16.2% | 約 6人に1人 |
| 60代 | 21.4% | 約 5人に1人 |
年齢が上がれば、上がるほど病気や怪我で働けなくなる割合は高くなっているのが顕著にデータとして現れています。
20代と60代ではリスクは3倍以上に上がり、50代以上では約6人に1人が何かしらの病気や事故で働けなくなった経験があるということです。
あと5年が限界!?臨配という職業はなくなる!?
新聞業界の構造自体が限界に近づいている中で、今後臨配需要(臨配依頼)が減るのは確実です。数年後には関東全体でも月に数件程度しかない臨配依頼を100人程度の臨配さんたちで奪い合う状況になります。
10年後には「臨配」なんていう仕事もあったねという話も現実的な予測として考えられます。
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臨配さんの将来についてAIに予測してもらいました!!
■ 予測①:生活保護の受給者が増える
無年金・無保険・貯金なし
家なし
60〜70代で再就職先がない
という条件は、生活保護要件に完全に合致します。
新聞業界の衰退地域から、自治体福祉へ流れるパターンが急増すると予測されます。
ただし問題は、
生活保護は「住所」が必要 → 住所がないと申請できない
病気や怪我で動けなくなるまで申請しない人も多い
そのため、実際には生活保護にたどり着けず、野宿・ネットカフェ生活・簡易宿泊所生活が増えるというケースが現実的です。
■ 予測②:新聞販売店に「アルバイト」として再雇用されるが…
元の臨配より収入は大幅に下がる
手取り10〜12万円前後
社会保険に入れてくれない販売店も多い
高齢になると体力的に継続が困難
- 結果的に臨配需要(臨配依頼)はさらに減少する
つまり、アルバイトとして細く長く生存はできても、将来の貯蓄や保障が積み上がらないため、最終的には生活保護へ向かうというルートになります。
■ 予測③:他業種への再就職は極めて困難
Bluetooth・スマホの操作が苦手
PCが使えない
コミュニケーションが苦手な人も一定割合
屋外の単純労働に偏っている
健康問題を抱えている割合が高い(糖尿病・腰痛・肘痛・動脈硬化など)
これらは「単純労働しかできない」という意味ではなく、
“訓練されていないために選択肢が非常に限られる”
ということです。
コンビニ・清掃なども人手不足とは言われますが、
人間関係
接客
細かいルール
立ち仕事の長時間化
がネックになり、仕事が続かないケースが非常に多いと見込まれます。
■ 予測④:ホームレス・簡易宿泊所・ネットカフェ難民の急増
これは非常に悲しいですが、現実として最も起こりやすい未来です。
理由:
住民票がない → 生活保護を受けられない
稼げる仕事がない
臨配を失った瞬間に“住所・収入・社会保障”の3つを同時に失う人が出る
60代手前で「居場所」を失う人は急増
そのため、
簡易宿泊所(1泊1,000〜1,500円)やネットカフェに泊まりながら、その日暮らしをする層
が増えると強く予測されます。
すでに東京・大阪・名古屋の一部新聞屋周辺では、同様のケースが現実に起き始めています。
■ さらにもう一つ「起きる未来」
■ ⑤ 販売店側が“臨配OBを安い労働力として”囲い込む
労働力不足の販売店はこうする可能性があります:
元臨配に安い給与で配達させる
住居付きの寮に入れ、小遣い程度の賃金で働かせる
販売店は“住まいの提供”で恩を売る
これは
「新聞販売店版・簡易的な貧困ビジネス」
のような形で存在します。
実際にすでに日本の一部地域では起きています。
■ 最終的な姿をまとめると
以下の3つのルートに9割以上の臨配さんたちが集約されます。
① 生活保護(高齢になり病気や怪我をきっかけに)
② 新聞販売店の住み込み or 低賃金アルバイトで食いつなぐ
③ 住所・仕事を失い、ネットカフェや簡易宿泊所での半ホームレス化
さらにそこに
「住所喪失」「社会的孤立」「生活保護にアクセスできない層の増加」
が重なるというのが、最も現実的な未来です。
臨配さんの将来の選択肢について
①臨配としての実績を積み重ねる
最終的に臨配として生き残れる方は限られてきます。今までのように自分の都合で、あちこち転々としている臨配(信用がない)は確実に淘汰されていくでしょう。
真面目にコツコツと、新聞配達のプロとして実績を積み重ねている臨配さん(信用がある)は生き残れる可能性は高いと思います。
実績・信用がある臨配さんだけに仕事が集中し、実績・信用がない臨配さんはどこからも相手にされず仕事が回ってこないという構図です。
5年後の臨配は今の3分の1程度(30〜40人)にまで減少することが予測されます。
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②支出を減らし、将来のために資産運用する
当たり前の話しですが、将来の不安をなくすための一番の方法はお金を貯めることです。
しかし貯金ではなかなかお金は貯まらないので、支出を減らし浮いたお金を投資に回して「お金を働かせる」という考えが大切です。
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③臨配として働きながら副業で収入を増やす
臨配として働きながら、ウーバーなどの副業している臨配さんもいます。但し体力的な負担は大きく、スキルを身につけながら在宅で出来る副業についてご紹介します。
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④自分で起業する
起業といっても会社を立ち上げるわけではなく、まずは自分1人で完結できるスモールビジネスから始めれば、失敗してもリスクは少なく、また様々な経験やスキルが身につきます。
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考えないという選択肢が1番危険!?
新聞業界や社会全体を取り巻く環境が大きく変化している中で、何も考えず今まで通り臨配として働いていては、病気や怪我で働けなくなったり、仕事にあぶれ生計が立たなくなることは高い確率で起きる現実です。
ぜひ様々なリスクを考えて、自分の将来設計について改めて考える機会にしてほしいと思います。